2021年春夏 コーデ 着こなし ファッション について考えてみる

ちょっと興味を持たないでいると、コーデや着こなし、アイテムが変わってしまっているのがファッションです。一方、街をふらつけば、今のトレンドを感じることができます。最先端ではなく、今風に着こなしができればいいと思う人も多いはず。
街中で流行る着こなしのルーツは、多くの場合、数年前から世界各地で行われているプレタポルテなどで、提案されたテーマのひとつが長い時間をかけながら街中コーデに登場するケースとしてみることができます。
※「セットアップ」がキーワードになっている感じです。
街中コーデは、トレンド終着駅のようなもので、街中コーデの流行が終わるといったんトイレンドは終わるイメージです。
※リュックはトレンドを通り越してデニムのようなエバーグリーンアイテムになったような感じです。日本でリュックが定番化したのは、地震大国なのでその影響もある?かもしれません。
アイテムのサイズ感、長さ、短さ、太さ、細さは、数十年の周期で、トレンドが繰り返されています。古いポートレートがイケて見えることがあるのはこの周期に由来しています。
※オーバーサイズは、プレタポルテで紹介されてから、うっすらとトレンドを継続している珍しい流れです。ただしデザインは常に少しづつ変化しているように感じます。
※パンツの幅は今は太めもかっこよく見えるときです。
そうはいっても、トレンドは過去と全く同じ形で繰り返されるとは限らず、ファッションの流行は一部の人の思惑でベクトルが考えられているわけですが、思惑通りになるとは限りません。
※アースカラーのトレンドは色味を変えながらも10数年以上継続しています。鮮やかなカラーのトレンドの兆しは日本ではメンズの日常の着こなしには定着しなかったように見えます。が、・・・
※メンズがイエローとか鮮やかなカラーを採用すると、自分らしさがでて、とてもいい感じになると思います。
カリスマのアイドルの価値観で個性的な着こなしや好きなブランドが提示されると、トレンドはその着こなしと似た方向に大きく方向を変えることも数多く起きています。
限られた街中では、カリスマに限らず、おしゃれなグループの着こなしが、街全体の人々に伝播していきます。
または、ドレスコードなどを設定することで、共通の制限の中で共有化する限定された空間の今の印象の確保もファッションの役割です。
そんな意味では、ファッションは今現在をあらわすもので、今を感じるもっとも気持ちいいもののひとつといえるでしょう。