香りのある生活について|深大寺植物園ローズフェスタで感じたこと

ロースガーデンで感じたこと
東京の調布市にある深大寺植物園で、ローズフェスタが開催されています。じつは、最初の目的地は東京方面ではなくて、茨木のひたち海浜公園のネモフィラの丘だったのですが、カーナビが古くて気が付くと東京の甲州街道方面を走っていたのです。引き返す力もなく、京王線の電車の車内広告で、深大寺植物園の温室がリニューアルされていたのを見て、機会があれば行きたいと思っていた深大寺植物園に目的地を変えたのです。
深大寺植物園につくと、平日の金曜日であるのも関わらず人出が多いのに驚きました。それもそのはず、今はバラの庭園が見ごろを迎えていたのです。深大寺植物園の庭園には世界各地の色とりどりのバラの花が咲いており、売店ではローズ風味のソフトクリームも販売されていました。
バラの香りがする風
バラの庭園をゆっくりと散策しながら、帰りにローズ風味のソフトクリームを買いました。ちょうどバラ園を一望できる場所に、ガーデンチェアーが並んでいて休憩できる広いスペースがあるのです。日差しが強い日でしたが、休憩スペースは日陰になっていて、ゆったりと座りながら、ソフトクリームをなめて、カラフルなバラ庭園を眺めていました。
時折春の風が吹くのですが、この風が「バラの香りがする風」なんです。
なんと贅沢な時間でしょうか。バラは花を楽しむだけではなく、香りを楽しむ植物であることは承知していましたが、このバラの香りがする風の体験は初めてでしたので感動的でした。そして、この体験は、香りの強いオールドローズやバラの花びらから醸造されるローズオイルの存在を再度思い出させる出来事にもなったのです。
香りのある生活について
都会での生活において、香りのある生活は、とても大切です。街の中でのシーンは決していい匂いに囲まれた環境とは言えません。街中、電車の中、ビルの中など、自分では管理できない環境の中で、匂いというのは防ぐことができないものです。
香りは心地よく快適に過ごすために必要な要素です。自分の部屋であれば、香りのある生花を飾ってみたり、ルームフレグランスを置くことは有効な手段です。自分の身に着ける香りとしてフレグランスがあります。
ライフスタイルに溶け込んでさりげなく香るアイテムとして、ハーブのローズマリーやラベンダーをベースにした「ニールズヤード」などのアロマオイルもナチュラルな生活の必需品として人気です。